こんにちは小林(@kobayoshika)です。
突然ですが、あなたの美容室の客単価はいくらですか?
15,000円を超えていますか?
もし、あなたの美容室が客単価15,000円を超えているようでしたらこの記事では無く、他に自己集客やリピートについて書いてある記事もあるので、そちらをご覧ください。
この記事はこんな方におすすめ
- 美容室の客単価を上げたいがどのようにしたら良いかわからない方
- 美容室の客単価をなかなか1万円以上に上げられない方
- 美容室の客単価は1万円を超えたが更にステップアップしたい方
あなたは美容室の客単価を上げるためにどのようなことをしてきましたか?
美容室の繁盛を考えたとき、真っ先に思い浮かぶのが売上アップです。
売上を上げるために、あなたこれまでどんな工夫や対策をしてきましたか?
- ホットペッパーなどに広告をだした
- ホームページを作った
- ポスティングをした
- 丁寧に仕事をするようにした
- 接客を変えた
- 営業時間を変えた
- クーポンを作った
- 割引をした
などなど、いろいろしてきたかもしれません。
かつての私も上記のほとんどをやってみました
でも、売上は思うように上がりませんでした。
ホットペッパーやホームページ、ポスティングなど広告をだしてお客様が増えれば売上が上がると思いました。
一時的に増えたお客様も、やがては定着せず売上が上がりませんでした。
お客様のリピートが増えれば、売上が上がると思い丁寧に仕事をしたり、接客を変えたりしましたが、時間がかかるばかりで売上には直結しませんでした。
クーポンや割引を使った集客で一時的に新規来店が増えたものの、値引きが目的のお客様が多く定着しませんでした
このように、どれもうまくはいきませんでした。
お客さんが来る=売上アップとは単純にはいきませんでした。
売上アップを願うばかりで勘違いだらけでした
「お客さんが増えれば売上が上がる」と思って試行錯誤していましたが、
- お客様が来店する
- 満足・感動してもらう
- 次回以降リピートする
という基本の仕組みが出来ていないと、お客様は定着しません。
また、「丁寧な仕事=お客様も満足」とも限らず同じ仕事を同じクオリティーでするなら早いほうが、絶対的に価値が上がります。
ターニングポイントは意外なものでした
なかなか売上が上がらない。
赤字が止まらない。
とうとう消費税を分納しなくては一括でお支払いできなくなってしまったとき、ふと気づきました。
定期的に上がってきた消費税に対応できていなかった
税込み価格で営業をしてきたうちの美容室は、消費税が3%の価格のまま8%まで、何年も価格を上げられずにいました。
これにより、客単価も上がらず赤字が増えていくばかりでした。
そこで思い切って消費税分の値上げ+αをしました
そう、まず一つの売り上げアップは値上げです。
しかし、この値上げは売上アップの為のものでは無く限界が来てあげたものです。
家族経営や個人経営で値上げに踏み切れずあげられないオーナーさん。
まずは今の消費税に対応した価格まで上げましょう。
「でも上げるタイミングが?」
タイミングは気づいた今から計画を立てましょう。
金額が決まったら、告知をしてそうそうに上げましょう。
とは言っても、なかなか値上げは出来ませんよね。
値上げは丁寧な告知を小口に分けておこなう事で理解を頂きましょう
- どんな思いで(こだわりを持って)仕事をしているのか
丁寧な仕事を心がけ、ご来店頂く全てお客様に満足していただけるように技術・接客ともに頑張ってきました。 - しかし現状はどうなのか
消費税が増税された時も、値上げせずにここまでやってきました。 - いままで数々の創意工夫をやってきたがどのように駄目だったのか
技術のクオリティーを下げないで出来る工夫はやってきましたが、どうしても赤字は乗り切れませんでした。 - 変わらぬサービスを続けたい
今後も今まで以上の技術をご提供できるように、大変心苦しいのですが消費税分の値上げをさせていただくことに致しました。
これまでと変わらぬご愛顧で今後もご来店いただければ幸いです
と、
- 真面目にやってきたこと
- 値上げできなかったこと
- 赤字でこの先厳しいこと
などを素直に伝えれば、多くの方は共感し失客せずに値上げが行えます。
- まずは手紙を書き、お客様に郵送します
- 店内に掲示します
- ホームページに掲載します
- ご来店頂いた方に口頭でご案内します
ここまでを丁寧にご案内しましょう。
なかなか売上が上がらない中、私の美容室ではトリートメント比率が95%を超えているため、多くのお客様が「各施術+トリートメント」をオーダーしてくれました。