こんにちは。デザインWeb'sの小林です。
美容室と床屋さんを経営していると、混雑した際に美容室ではファッション誌・週刊誌、床屋さんでは漫画やモノ系雑誌とそのうち足りなくなり、雑誌のレパートリーにふがいない想いをするたび、徐々に増えていってしまいました。
美容室の経費の中で雑誌の割合もばかにならないと思いますが、皆さんはどうしていますか?
ウチのサロンでは以下の雑誌があります
- 女性セブン
- 週刊女性
- 週間文春
- 横浜ウォーカー
- ESSE
- オレンジページ
- 家庭画報
- STORY
- VERY
- LDK
- Mart
- 家電批評
- MONOQLO
- MONOMAX
- 日経トレンディー
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そのほか、季刊誌や特集・ヘアカタ・マンガなどで本棚はこんな感じになってます😥
以前は当月号のみで構成していたので、もう少し多く種類をおいていました。
これだけの本を捨ててしまうのはもったいないので、近くの図書室に寄付しています。
これらの本を見てお客様からは
すごい数だね〜
本屋さんみたい
と言われますが、美容3席・理容2席の当店では、満席になった際に出す雑誌が切れてしまうのは心許ないので、新しいものと古いものを混ぜて読んで頂いています
なぜ電子書庫に?
電子書庫にするメリットは色々とあると思うんです。メリットだけ見るとこれで変えてしまいたい!って思うことだらけ。
経費削減
月額での契約になるので雑誌を複数購入するより断然安くなります
雑誌がかぶらない
最新号をどの端末でも見られるので、もう「隣の方が読み終わるまでお待ちください」という現象は起きなくなります
沢山の雑誌が選べる
多くの月額サービスは200冊読み放題などありますが、新刊に加えバックナンバーも見ることができるため美容で過ごす時間に情報収集を効率よく行えます
雑誌以外のコンテツンツも
雑誌以外にインターネットやYouTube、動画配信サービスの利用で映画やドラマ・news、お子様用のアニメやちょこっとした暇つぶしのゲームなど色々なコンテンツを提供できます
場所をとらない
タブレットにすることで置き場に困らずスペースも確保できますし、お客様の前や周りも読んだ雑誌が散乱せずスマートになります
汚れにくい
タブレット側の準備や性能にもよりますが、飲み物をこぼしたり、カラーが飛んだりと紙では拭き取ってもシミが残る様な事もタブレットなら拭き取るだけでOK
ページの間に髪が入らない
ここには特に気を遣いますよね。他の方の髪が入っていてはお客様にも失礼なのできれいに掃除していますが、その手間もなく。安心して提供することができます。
電子化のデメリット
メリットは絶対あるけどデメリットを考えると踏み出せない部分も否めません。
タブレットは重くない?
アンドロイドではそう感じにくいですが、iPadなどでは重さを感じます。本を持っているだけでも重くて手が疲れる方が、果たしてタブレットで本が読めるだろうか?
小さくない?
拡大もできますし画面の大きいタブレットが増えている昨今、大きいけど軽い!っていうタブレットがあるだろうか?
落として壊れない?
メリットにあった【汚れない】同様に本体をケースやカバーで保護することで落下のリスクは減らせると思います。ただ、その分、重くなると言う問題が・・・
紙をめくる感覚がー
本が好きな方は皆さんそう言われます。家庭画報を見ていても、「これは重いけどこの紙とこの大きさが良いのよね」と。写真のライブ感を感じて愉しんでいる方にはタブレットで満足できるだろうか・・・
選ぶのがめんどくさい?
電子書庫月額契約でよくある「200冊読み放題」ですが、慣れてると沢山ある雑誌のあれもこれも、バックナンバーもと楽しくて心ウキウキですが、苦手な方にはどなんでしょうか?画面一面に並んだ雑誌のタイトルをみてどれを読もうか迷うだけでも疲れちゃうかも知れません。
今、導入を考えて気になっていること
すぐにでも導入した方が、お客様にもサロンにも利益があると思うのですが、「紙じゃなきゃ・・・」といった物理的な弱点は目をつぶって、大きくて軽いタブレットってあるんでしょうか?
【タブレットの候補】
- iPadpro
- iPad
- ZenPad
- アマゾンfireタブレット
- ASUS タブレット
- ブルードット(BLUEDOT) BNT-791W
- などなど
【月額契約の候補】
まずは検証してみます
手持ちのiPadで検証してみます
- iPadミニ
- iPadair
- iPadpro
- firetablet8
これらを使って検証した結果は後ほど載せますので、実体験のある方は是非コメントくださいm(__)m
参考にさせて頂きます
進捗です
色々と考えながら試していく上で進捗があればこちらに追加していきます
平成29年11月20日(月)
いきなりすべての本を、電子書籍にするのはハードルが高いと思います。
家庭画報を見られる方は、大きくて綺麗な写真を楽しみにしている方も多いので、まずはメンズが好むガジェットやモノ系など特集系を電子書庫でカバーしてみようと思います。
また、いきなりiPadを渡して「雑誌はコレになりました。」では、お客様も困惑しますし、使い方がわからない方もびっくりすると思うので、運用の流れを考えてみました。
まずヘアカタやカラー・ウエーブのかかり具合などの資料をPDFや画像にして、本体に保存しておくかサーバーに保存しておきショートカットをホームに保存しておき整理しておきます。
- ご来店の際、ヘアスタイルや資料など必要に応じてカウンセリングに使います。
- その流れで、「電子書庫も見られるのでよかったらどうぞ」と紙の雑誌と一緒にiPadもおいてみる
こんな感じを考えてます
設定を考える・・・平成29年12月2日(土)
- お客様に使っていただく際に、使用方法がわからない方へどのようにアプローチするか?
- 雑誌の選び方
- 読み途中にトップページへ戻る方法
- 画面の明るさ調整の方法
- 1冊1冊お金が掛かると思われた方もいらしたので、そのあたりも自然に伝えられると良いと思いました
- 他のアプリなどもあるため、そのまま渡しまうと色々不都合もあるので、スマートガイドで雑誌だけを見られるようにしました
- メールやLINEの設定がしてある端末だとお知らせが見えてしまう可能性があるので通知を切るか、お客様用の端末には入れない方が良い
- 画面はいつも綺麗にする
- 渡す際は毎回服必要がありそうですね
- ブルーライトカットのガラスフィルムをつけてみる
- ケースは取っ手がついていて、落としても壊れにくいこのシリーズがお勧めです
このケースはiPadproもair2も入りました。取っ手をもちながらの操作が可能で質感も柔らかいため、もちやすいと好評です
楽天マガジンを試しています
楽天マガジンはトップに各雑誌のカテゴリーをタブに置き、横へスワイプで雑誌のカテゴリーを移動するスタイルです。
収録雑誌数はダントツで、各カテゴリー毎の表紙が並んでおり、雑誌を選択するとその雑誌のバックナンバーと関連する雑誌が表示されるため、ある程度自分が好きな雑誌が決まっている方が個々の雑誌を読んでいきたい場合には非常に便利ですが、「どれよもうかな〜」って方には探しにくい印象です。
楽天マガジンは、読む雑誌を選択すると1冊分のキャッシュを読み込んでから表示されるため、ページ送りや読む速度に関係なく素早いページ送りにも対応できストレスがありませんが、タブレットの容量が少ないと多くの雑誌を読んでいるうちに、容量不足になってしましますので、都度消す必要が出てきます。とはいっても、営業中にお客様が読む程度の冊数ならそれほど気にしなくても良いかもしれません。
使用感としては、雑誌の読み終わりにワンタップすると左上に<のマークがでてそれが退出のアイコンなのですが、これが気づきにくくはじめは迷う方も多いようです
Dマガジンを試しています
Dマガジンはカテゴリーを縦にスワイプすることで切り替え横スワイプで各くカテゴリーの雑誌を選ぶことができます。
画面下には、雑誌の内容やおすすめ、ジャンルなどのメニューがあり、収録された雑誌を串刺しにおすすめや特集などで内容を集めてあり、その中から選ぶことができるため「肉特集」ってジャンルがあると、その内容が書かれた調理方法や食べられる店が載っている雑誌など肉が載っている特集を集めています
内容をみて雑誌を選びたい方や斜め読みでいろいろな情報を深く調べたい方にはDマガジンがダントツにおすすめです。
また、記事の内容に応じた検索が行えるのもdマガジンの特徴かもしれません。例えば「週末デート」や「鎌倉散策」といった検索にもその内容にそった記事が検索にヒットします。
また、雑誌を変えたい時もワンタップで上部左上に×がでるので、わかりやすく操作に迷うことも少ないです
ただ、楽天マガジンのように雑誌を1冊ダウンロードしないで、読んでいるときに次のページを読み込んでいるため、タブレットの容量を気にせずに使えタブレットの容量に左右されませんが、早くページを送ろうとすると読み込みが遅くページが表示されるのに時間がかかってしまいます。これには、文字検索対応という部分ももしかしたら仇になっているのかもしれません。検索に対応できるように文字情報が多いため1ページ当たりのデーター数が多くなっているように感じます。
しかし、読み込みの遅さが気にならないほどに、雑誌ごとのコンテンツ(記事)を探しやすいのがdマガジンの最大の売りだと思いました。
タブホを試しています
タブホも試していますが、ページをめくったときのギミックにとてもこだわりを感じます。
本当に紙をめくっているような手に吸い付いた様にページがめくれ気持ちが良いです。
また、雑誌を選ぶ際も楽天マガジン同様とても選びやすいです。
が、掲載部数は多いはずなのにどうも少なく見えてしまいます。
新刊を探すと楽天やdマガジンの方が多く見えてしまいます。
しかし、個々のバックナンバーはダントツに多い気がします。
使用感もとても良いですし、バックナンバーもあるのでこれはこれで需要があるのかと思います
まとめ
現在も進行形でお客様に各紙を見ていただいていますが、楽天ブックスが各ジャンルに表紙が並んでいて雑誌を探しやすいらしく、一番閲覧数が多いです。次にdマガジンですが、dマガジンは文字で内容の検索ができたりおすすめやジャンルなど雑誌の内容をまとめて見せてくれているので、普段パソコンやタブレット、スマフォを利用しなれている方々には便利で受けが良いですが、苦手な方にはごちゃごちゃ見えてしまいわかりにくく疲れてしまうようです。
結果、現在の1位判定はdマガジンとなります。
引き続き、使い勝手を見ていきたいと思います。